3200系
 1964年から1976年にかけて製造された抵抗制御車です。架線電圧が1500Vに昇圧された後に登場したので、前の3100系とは異なり、複電圧対応仕様にはなっていません。

 その他に3100系からの変更点としては、両開きドアが採用されたことと、電動車が2両ユニットになったことなどがあります。

 当初は非冷房だったものの、1972年度からは、当初から冷房が搭載され、その他に、空気バネ台車、ユニット窓採用や、一部車体形状の変更といったマイナーチェンジも行われています。

 非冷房車も、1973年から冷房の搭載工事が行われて、1981年にはすべての車両の工事が終了しています。また、1988年からは大規模な修繕工事が、初期〜中期の車両を対象に行われました。

 長年京越線の主力車として活躍してきましたが、初期の車両はすでに製造後30年を経過しており、1996年からは廃車も行われています。



改造冷房車


新製冷房車

●編成例



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