釜石新幹線


<概要>
 釜石線花巻〜釜石間90.2kmを交流電化・標準軌化、東北本線北上〜花巻間12.5kmを3線軌化し、東京〜釜石間に東北新幹線経由の直通列車を走らせようと言う構想です。

 釜石線と東北新幹線とは、現在は新花巻にて交差連絡しています。
 しかし、新花巻では両線が直交している上に、新幹線ホームも、通過線なしで上下線に直接張り付いている形態となっています。
 そのため、ここでの接続となると、連絡線の建設と新幹線ホームの増設に工事の時間・費用が多めにかかりそうです。
 そこで、下りホームがすでに2線あり、連絡線の設置もしやすいと思われる北上で在来線に接続します。

 この場合、北上〜花巻間では東北本線を通過することになるので、この区間は上下線とも3線軌化して、従来からの貨物・普通列車などと共に、ミニ新幹線車両が走れるようにします。
 釜石線は、現在は非電化・狭軌なので、やはりミニ新幹線車両が走れるように全線を交流電化・標準軌化します。


<列車>
 東北新幹線直通の「はまゆり」号と、普通列車が走ります。

 「はまゆり」号は東京〜釜石間に1日4往復運転されます。E3系4両編成を使用し、東京〜北上間では東京〜盛岡間の「やまびこ」・「Maxやまびこ」と併結運転を行います。
 停車駅は、上野、大宮、宇都宮、郡山、福島、仙台、古川、くりこま高原、一ノ関、水沢江刺、北上、花巻、新花巻、土沢、宮守、遠野、小佐野です。

 釜石線の普通列車は、標準軌化・電化に伴い、標準軌仕様の電車に取り替えられます。主に花巻〜釜石間に運転されますが、東北本線や山田線との直通運転は廃止されます。



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