2200系
 初期新性能車である2000系を改良した車両で、1967年から1982年にかけて製造されました。2000系と機器類・性能は基本的に変わらないものの、車体幅が2000系の2800mmから2930mmに広げられた他、空気ばね台車が採用されたところが異なります。

 当初は4両編成のみでしたが、後にM車を2両追加した6両編成も製造されています。

 また、登場時は非冷房でしたが、1972年の製造車からは冷房化されており、その後非冷房車も冷房化されています。また、初期〜中期の製造車には、内装のリニューアル等を含めた車体改修工事が行われました。

 4両編成の一部は、秩父鉄道線直通運用のための専用仕様車(秩父鉄道ATS・列車無線など装備)となっていますが、現在は定期列車での乗り入れは行われていません。

 現在の川急の車両群の中では一番古い系列であり、順次取り替えのために廃車が行われています。