2000系
 1959年に登場し、1967年まで製造された川急最初の新性能車です。初めてカルダン駆動が採用され、発電ブレーキを装備したのが特徴です。当時多かった低出力モータ使用によるオールM編成ではなく、経済性を考慮して、中出力モータ使用によるMT編成としています。当初は2M1Tの3両編成でしたが、1963年製造車からはモータ出力が強化されて、2M2Tの4両編成になりました。

 冷房化は1974年から行われ、この時に、3両編成は2本づつ合わせて中間の運転台を撤去し、6両固定編成化されました。1990年から廃車が始まり、1999年に全車引退しました。